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リーガルエコノミクス学科

経済学部

リーガルエコノミクス学科

学生数:440名(男子63%|女子37%)教員数:11名

学生数:440名(男子63%|女子37%)教員数:11名

経済学と法学の複眼的思考力を養いリーガルマインドを持った職業人へ。

法律の知識と経済学の思考をあわせもつ能力は、公的機関や金融業を中心に多くの分野で重視されています。
2年次からの「公共法政」と「市民・企業法」の2つの履修分野で学びを深め実務家を招いた授業を通して専門性を高めていきます。

学びのキーワード
経済学と法学
2つの観点から物事を捉える

複雑化する現代社会では、公的機関、金融機関、ビジネス分野を中心に経済学・法学の視点や価値観が重視されています。本学科では経済学の専門知識と、それをいかすための法学を学び、さまざまな課題に対応できる複眼的思考を持った職業人の育成をめざします。

実務家を招いた実践的授業や講座で現場を知る

さまざまな実務家から直接講義を受けることができるのも本学科の特長です。熊本県警察の警察官による授業では、警察活動の重要性について学びます。また、授業以外にも裁判官・裁判所書記官による特別講演、自治体に勤務する公務員の講話など、現場の息づかいが感じられる機会を設けています。

公務員に高い合格実績を誇る

本学科は、卒業生の就職先の多くを公務員が占めているのも特長です。公務員試験に対応した「公務員モデル」を選択することもでき、これまでに官公庁や警察、消防など数多くの学生が就職しています。また、公民・社会の教員免許取得も可能です。

リーガルエコノミクス学科の学び
将来活躍する分野を明確にした2分野へ再編

地域の課題に対応する公共の領域が広がっており、地域や職場で、法的思考力をもった人材を育成することが新たに求められています。

2024年度より、専門科目を「公共法政分野」と「市民・企業法分野」に分けて配置します。これにより、各人の関心のある学びをより自由に選択することができるようになります。あわせて、「公務員モデル」「金融実務モデル」「グローバル人材モデル」「経済分析モデル」という履修モデルを示すことにより、公共的活動や企業について広く深い理解力や問題解決能力を修得する体制を整えます。

経済学科の学び
経済学科の学び
資格取得等
経済学検定試験やIT・情報系などビジネスシーンで即戦力となる資格取得をバックアップ。
取得できる免許・資格
  • 高等学校教諭一種免許状(公民)
  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 司書
  • 司書教諭 ほか
取得や受験を支援している資格・検定
  • 法学検定
  • ビジネス実務法務検定
  • 行政書士
  • 宅地建物取引士
  • 経済学検定試験(ERE)
  • ITパスポート
カリキュラム
カリキュラム
カリキュラム

(2024年度入学生適用予定)●必修 ◎選択必修 ◯選択
このほか、放送大学・熊本大学・熊本県立大学との単位互換科目や、教職課程に関する科目などがあります。

PICK UP!
公共情報システム論I・II

公共情報システムの社会的・技術的背景を理解し、公共情報システムに関連する資料を多角的、論理的に整理・分析する能力を身につけます。

PICK UP!
警察活動の理論と実務

治安情勢や警察活動の重要性について理解するとともに、犯罪や事故に巻き込まれないための行動を学びます。身近に潜む犯罪や事故を認識し、安全・安心な社会実現に向けての意識を高めます。

教養系科目
幅広い「教養」を体系的に身につける
ディプロマ・ポリシーに沿った「教養教育」

学部教育での高度な「専門」知識はもちろん、幅広い「教養」を体系的に修得することで、多様な人々と協力しながら地域や世界の課題に取り組むことができる人材を育成しています。「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に沿った教養教育は、知的応用能力だけでなく「総合力」で社会を動かす力を生み出し続けています。

※これは2023年度版です。2024年度版は変更になる可能性があります。
※上記のカリキュラムツリーは主に全学部共通で開講されている科目を示しています。学科や学年によっては開講されていない場合や科目名称が異なる場合があります。

ゼミテーマ
  • 飯高ゼミ情報社会論の古典から読み解く現代情報社会
  • 井上ゼミ企業・行政機関の活動にかかわるビジネス法の研究
  • 金子ゼミ財政学・地方財政論の基礎の修得と自治体財政分析
  • 長友ゼミ政治思想・社会における「正しさ」および「善さ」について
  • 溝上ゼミ自動運転とシェアリングが融合した新たなモビリティサービスと社会・都市・生活の未来
  • 山口ゼミ主として刑事法に係る論点、判例の考察
  • 岩橋ゼミ行政法・地方自治法に関する判例研究
  • 甲斐ゼミ契約法・不法行為法に関する判例研究
  • 金原ゼミ憲法に関する重要判例を素材とした判例研究
  • 熊谷ゼミ法学と経済学の結合、『法と経済学』
  • 浪本ゼミ経済活動に対する公的規制、経済法に関する判例研究

※年度により変更になる場合があります。

ゼミ現役生×教員
ゼミ現役生×教員
金子ゼミ

地方自治体の財務分析を通し地域の現状や課題を考える

Student’s Voice 数字に捉われず分析・比較を重ね
見極める力を自分のものに

徳永 あい

リーガルエコノミクス学科4年熊本県/ルーテル学院高等学校出身

社会人になる前に基本的な財政の知識を身につけたいと思い、財政学が学べる金子ゼミへ。地方財政論の基礎の修得と自治体財政分析というテーマのもと、地方自治体の財政分析に切り込んでいきます。2年次では財政データを集めて分析し、3年次では集めたデータを「比較」していきます。日ごろから興味のあった政治関連のニュースについて、より理解できるようになったのは、このゼミで学んだ成果だと感じています。

Professor’s Voice 情報を適切に分析して
社会を支えられる人に

金子 林太郎

リーガルエコノミクス学科教授

国や地方の財政のしくみを学んだうえで、地方自治体の財政分析を行っています。生活の身近にある公共サービスを提供している市町村の財政状況の分析を通して、地域の現状や課題について考えられる思考力を身につけます。大量にあふれている情報のなかから、溺れることなく、必要な情報を適切に収集して活用できる力、自分の考えを適切に表現できる力を養い、地域で活躍できる人材になってほしいです。

時間割モデルケース
坂井 馨太
自ら考え、動き、生み出す。
リアルな声を学び、理解を深める

坂井 馨太

リーガルエコノミクス学科3年熊本県/玉名高等学校出身

「公共政策」の講義では、まちづくりや都市開発の事業を行うために必要なスキルや情報を得ることができます。熊本市職員の方々から直接お話を聞き、政策の考え方や計画、実行までのプロセスを知ることができました。理論として学んだことを実例を通して理解できるため、実際の現場でどういかされているかなど、学びが深まる点が最大の魅力です。

坂井さんの2年次 秋学期授業時間割

 
1 国際経済論II 財政学II   公共政策  
2          
3   演習II 行政法II   地域経済学II
4     環境論II 法と社会 情報ネット
ワーク論 II
5       コース演習I  
卒業生メッセージ
川本 竣也
コミュニケーションを大切に、在学中に身につけた能力を発揮
益田 晶仁さんリーガルエコノミクス学科(2023年3月卒業)熊本県/熊本学園大学付属高等学校出身
就職先防衛省陸上自衛隊事務官(国家一般職)

公務員(事務職)の合格実積が高く、公務員試験対策も充実している本学科に進学。在学中に自分で何を学ぶか選択し、自らの力で道を切り開いていく力を養うことができました。入学当初は、漠然と公務員(事務職)を志望していましたが、興味関心に近い仕事に就くことが働くうえでモチベーションになると考え、国防・先端技術に関連する防衛省を志望するように。また、政治思想と倫理をテーマに集団討論を行った長友ゼミでの活動を通して、他人の意見に耳を傾けながら、より明確に自分の意見をまとめる力が身につきました。就活では、面接や集団討論の試験でそれらの力が大きな武器になり、自信を持って臨むことができました。

就職実績
リーガルエコノミクス学科は「公務員・団体職」に強い
  • 厚生労働省(厚生労働事務官)
  • 財務省国税庁(国税専門官)
  • 防衛省(国家一般職)
  • 警視庁
  • 熊本県警察
  • 熊本県(行政)(警察行政)(教育行政)
  • 熊本市(事務職)
  • 日本年金機構
  • 社会保険診療報酬支払基金
  • (独)高齢・障害・求職者雇用支援機構
  • (独)地域医療機能推進機構
  • (独)労働者健康安全機構
  • (独)国立病院機構九州グループ
  • (株)肥後銀行
  • (株)熊本銀行
  • 熊本県信用保証協会
  • 熊本県酪農業協同組合連合会
  • (株)RKKCS

※ 過去3カ年の実績より一部抜粋。