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2016.05.09 経済学部
授業再開

2016年4月14日以降に発生した、熊本県を震源とする地震におきまして、被災された学生の皆様ならびにそのご家族の皆様、被災されたすべての方に心からお見舞い申し上げます。1日も早い復興を心より祈念いたします。

本学は9日(月)から授業が再開しました。最初の地震から、25日が経ちました。この間大学及び経済学部では、授業再開に向けた復旧、学生支援体制の整備を最優先とし、情報発信については控えてきましたが、今後は学部行事や学部学生の様子を少しずつお伝えしていきます。
     
余震が続くなか、多数の学生が被災者支援のボランティア活動に参加したようです。被災者支援ボランティア活動に参加した学生から動機や感想を聴くことができました。

 

白井 まさ 君 (経済学科1年)
私はいろんな思いを馳せながら新しく始まった大学生活に身を置いていました。授業形態やサークル活動など全てが新鮮な毎日を過ごしていたあの日ぼくは被災しました。
幸い家の被害は少なかったのですが、祖父母の家は土壁が落ち、家に風穴が空いていました。そこから約一週間の断水。
暖かいお風呂、何気なく行ってきたトイレや手洗い、全てが出来なくなりました。
その間にも私は自分にできることを探し、行動しました。西原中学校にボランティアとして行き、かまどで火を起こしゆで卵などを作り配ったり、食事を配ったり体育館の清掃を行いました。
 まだまだ、被害の大きかった地域が多くあり、復興のめどが立たないところもたくさんあります。小さいことかもしれませんが私にもできることがある、役に立てる。ということをこの地震で学んだので、これからも積極的に行動を起こしていきたいと思います。

 
芦江 美樹 さん (リーガルエコノミクス学科 3 年)
4月14日夜、一発目の地震が起きたのは父を駅まで迎えに行き、家に帰り着いてうたた寝をしていた頃だった。長いこと揺れていたが、熊本で地震が起こるなど思ってもいなかったので全く何が起こっているのか理解できず、ニュースで事の重大さを知った。それから、一夜過ぎ、のちに本震と言われる地震が 16 日に起きた。玉名でも瞬間的に停電になり有明海に面しているので津波の危機を感じた。しかし、幸いにも玉名はほとんど被害がなかった。それからが逆にもどかしかった。すぐにでもできることをやりたいが交通手段も限られているので何もできない。
ボランティア活動が始まったのが、1週間後だった。主に、被害状況の把握や物資の仕分け・運搬、個人宅のお片付けのお手伝いだった。最も心に残っているのが、地震発生から2週間後に伺ったマンションで一人暮らしをする女性のお宅のお手伝いだった。タンスは折り重なり、家中メチャクチャ。何から手を付けていいのかもわからない状態。フローリングもガラスまみれ。そんなフローリングはさほど傷は付いていない。しかし、ケガをすると危ないからと靴を履くことを何度も勧めてくださる女性。すべての物の下からご位牌や遺影が出てくる。それを1番にお渡しすると何度もごめんねと謝り抱きしめていらっしゃる女性。そんな姿を見て本当に心が痛かった。そして、タンスの下から懐かしそうなものを見つけお渡しすると「地震が起きて2週間、初めて声に出して笑った。」と嬉しそうに仰った。その笑顔を見て私は少し安心することができた。
このボランティアでは、熊本に訪れたこともなく、ただできることがあればと思って来たという同年代の方が全国からたくさんいらっしゃっていた。余震も続く中、知らない土地に来る。果たして今までの私にできるかと言われるとできないと思った。でも、今回すごく酷いことだけど貴重な経験をすることができて熊本県民としてすごく感謝の気持ちでいっぱいになった。そして、いつか絶対に恩返しをしたいと思った。

 

下柿元樹 君 (経済学科 2年)
本震発生時、私は学生寮の自室で布団に入て間もない時でした。一応の避難準備はしていましたが、14日以上の地震がくるとは思っていなかったので驚きました。
学生寮に住んでいた人たちは全員近くの公園へと避難をしました。私たちが着いた時には既に多くの人か避難をしてきていました。
避難して間もない時は両親や知り合いと連絡の取り合いで時間を使いましたが、しばらくして寮生は公園での活動が始まりました。水が出なかったので手動ポンプを使って水を汲み上げ、ご老人の方々を近くの警察学校へ誘導など午前2時ごろから午前6時頃まで全員休みなくうごいていました。
私は一旦鹿児島の方へ避難していましたが数日してから熊本へ戻りボランティア活動を始めました。五福小学校へ行き体育館やトイレ掃除、炊き出しのお手伝い、瓦礫の撤去作業、救援物資の整理など。
なかでもやはり瓦礫の撤去作業は重いものを運ぶのでその場にいたおじさんたち2人と協力して行動しました。
今回の地震で被災したことは私にとっても周りの人たちにとっても辛く大変なことでしたが、地震後のボランティアを通じて色々な事を経験でき、知ることができたのでこの事を活かしながら今後の生きた方に繋げていきます。

 

(写真はFBやHPから引用させてもらいました。また、本文と直接の関係はありません)

五福小学校区災害ボランティア活動