学科DATA 学生数:1,079名
(男子:77%/女子:23%)
教員数:26名
1年次に経済学の基礎を学び、2年次から興味・関心に応じて3つの専攻へ進みます。
2年次秋にはゼミを選択して専門分野を定め、将来に向けて実践的な知識を修得していきます。
資格取得や就職対策など、学科・専攻を横断したコース設定が特長です。
経済学の研究対象は日常生活を営んでいる人間の行動です。経済学を学ぶことで、人間の行動が社会の動きに直結していることを理解し、社会の諸問題の根本が理解できるようになります。身近に感じている疑問から、グローバルな経済問題まで、新たな視点で物事を捉えることができます。
従来から経済学部ではPCや経済データを用いた経済理論の演習をもとに、ビッグデータやAIなど近年重要視される新たなデータ分析のアプローチに繋げていくことをめざす科目「経済データ分析」を2021年度に新設。経済学の実践力を高めます。
経済学の専門教育に加え、学外での研修やフィールドワーク、インターンシップなどのアクティブ・ラーニングの機会が充実しています。学んだ知識・技能を活用する機会が多数あるので、国内外の実社会や地域社会が抱える問題を発見し、さらに解決するための総合的思考力が身につきます。
2年次に現代経済専攻・国際経済専攻・地域経済専攻のなかから選んだ専攻に進みます。
コース演習では専攻をまたいでプラスαの実践力を磨き、応用力・専門知識を備えた総合力を身につけます。
経済分析に必要な技能を実習を通じて修得します。景気や株価、企業の数字などさまざまなデータの読み方・使い方を学ぶことで、統計的な思考法の基礎を身につけます。
経済を構成している家計・企業・政府という各経済主体の行動を分析します。また、消費者と生産者が取引を行う市場について学び、市場均衡とそこでの資源配分において、両者の利益が最大になるという市場の効率性を学びます。
現代日本が抱える諸問題(経済格差、人口減少、国債の累積、貿易不均衡)を取りあげ、過去の経済思想の中でどのように論じられてきたか、また経済学の体系化とどんな関係を持ってきたかを学びます。
教員の金融機関における実務経験をもとに、ファイナンス概念の基礎やリスク計測の手法について学修するとともに、確率・統計の基礎的な知識についても学びます。
データベースシステムの利用知識・技術を身につけることを目標とし、例題と演習問題に取り組むことにより、ホームページを作成するための基礎技術を習得します。
アジア諸国の経済の現状と課題を把握するために、アジア地域を東アジア経済と東南アジア経済の二つに分けて学び、アジア全体に対する理解を深めます。
事例や統計データなどを紹介しながら、都市経済学の考え方や基本理論を学びます。そのうえで、具体的な地域経済を分析する際に、経済学的に考えることができる力を養います。
1年次に学んだミクロ経済学やマクロ経済学をさらに深く学びたいと思い、ミクロ・マクロ経済理論を体系的に学べる坂上ゼミへ。現在、地元である人吉の活性化のために「九州の焼酎を一つの大きなブランドにする」という目標を掲げて、現場でのリサーチや研究を進めています。これらの活動を通して、プレゼンテーションの仕方やグループでの話の進め方など、社会に出てからも必要なスキルを学んでいます。
ミクロ・マクロ経済学の理論を用いて、グループでさまざまな地域経済の課題解決に挑戦しています。経済学の理論的な思考方法をもとに、客観的経済データを整理し、課題を見つけ、その課題の解決に取り組める力を養ってもらいたいですね。課題の解決に向けた提言を論文にまとめることを通して、社会に対して政策提言ができる力も身につけることができるでしょう。
「国際フィールドワーク」では、インドネシアの大学とオンラインでつなぎ、お互いの国の文化や学生生活をテーマに交流を深めました。東南アジアの地理や観光、慣習についても話を聞きましたが、初めて知ることの連続で、多様な価値観と出会うことができました。授業を通じて、海外に関わる仕事に就きたいとより強く考えるようになりました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1 | 地域経済学Ⅱ | International Communication Studies Ⅱ |
経済政策Ⅱ | ||
2 | 国際経済論Ⅱ | ||||
3 | 演習Ⅱ | 日本経済史Ⅱ | |||
4 | 財政学Ⅱ | 比較文化論Ⅱ | |||
5 | 国際 フィールドワーク |
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兄がクマガクで充実した学生生活を送っている様子を見ていて、「私もクマガクで学びたい」と思い進学。ゼミでは熊本市西区や下益城郡美里町の課題解決のためのフィールドワークに取り組みました。地域住民の方と関わるなかで、地域ごとの課題解決に取り組むことにやりがいを感じ、地方自治体の事務職をめざすように。また3年次に受講した「地域経済特講」で、幅広い分野の講師陣から話を聞けたことも進路選択をするうえで参考になりました。学生生活を通して養った“社会の諸問題に目を向ける力”をさらに磨き、これからの仕事にいかしていきたいです。