学科DATA 学生数:1,092名
(男子:79%/女子:21%)
教員数:28名
1年次に経済学の基礎を学び、2年次から興味・関心に応じて3つの専攻へ進みます。
2年次秋にはゼミを選択して専門分野を定め、将来に向けて実践的な知識を修得していきます。
資格取得や就職対策など、学科・専攻を横断したコース設定が特長です。
経済学の研究対象は日常生活を営んでいる人間の行動です。経済学を学ぶことで、人間の行動が社会の動きに直結していることを理解し、社会の諸問題の根本が理解できるようになります。身近に感じている疑問から、グローバルな経済問題まで、新たな視点で物事を捉えることができます。
地域や世界が抱える課題を経済学の視点から発見し、考察して解決に導く力を育みます。経済理論に基づく知識をベースに、経済学の各分野における膨大なデータを分析し、現代社会の動き・本質を読み解く「経済分析コース」を2020年度に新設。経済学の実践力を高めます。
経済学の専門教育に加え、学外での研修やフィールドワーク、インターンシップなどのアクティブ・ラーニングの機会が充実しています。学んだ知識・技能を活用する機会が多数あるので、国内外の実社会や地域社会が抱える問題を発見し、さらに解決するための総合的思考力が身につきます。
2年次に現代経済専攻・国際経済専攻・地域経済専攻のなかから選んだ専攻に進みます。
コース演習では専攻をまたいでプラスαの実践力を磨き、応用力・専門知識を備えた総合力を身につけます。
経済を構成している家計・企業・政府という各経済主体の行動を分析します。また、消費者と生産者が取引を行う市場について学び、市場均衡とそこでの資源配分において、両者の利益が最大になるという市場の効率性を学びます。
現代日本が抱える諸問題(経済格差、人口減少、国債の累積、貿易不均衡)を取りあげ、過去の経済思想の中でどのように論じられてきたか、また経済学の体系化とどんな関係を持ってきたかを学びます。
ミクロ経済学やその応用分野に関する演習問題を解き、経済学を用いた実践力と問題解決力を養います。国家・地方公務員の試験対策や大学院への進学準備にも役立ちます。
データベースシステムの利用知識・技術を身につけることを目標とし、例題と演習問題に取り組むことにより、ホームページを作成するための基礎技術を習得します。
国連の開発問題への取り組みや、東南アジア諸国の経済発展についての事例などを学び、成長と開発の違いや開発の決定要因など、開発経済学の基礎知識や考え方を習得します。
事例や統計データなどを紹介しながら、都市経済学の考え方や基本理論を学びます。そのうえで、具体的な地域経済を分析する際に、経済学的に考えることができる力を養います。
海外で暮らした経験があり、その頃から国内外の「貧富の差」に関心がありました。貧しい国がなぜなくならないのか、先進国がサポートできることはないのかをもっと学びたいと本ゼミを選択。本来なら援助すべき先進国の支援体制が乏しい現状を知り、どうしたら改善策を生み出せるかアイデアを出し合うことも。発展途上国だけでなく先進国で直面している失業や女性差別などの問題についても、もっと学んでいきたいです。
発展途上国の経済発展を先進諸国の協力のもといかに実現するかについて、GDP(国内総生産)などの指標による“経済学的視点”に加え、健康・教育といった“非経済的視点”も含めて複合的に分析しています。また、先進国にも格差や不平等、社会的排除といった“先進国型”の貧困問題が潜んでいます。これらの問題に対する課題を自分で見つけて考察する力を身につけ、グローバルな視野とチャレンジ精神を持って社会に羽ばたいてほしいです。
「国際経済論Ⅰ」は日本と海外の経済活動の違いを比較しながら学べるので、経済に関するニュースのポイントが自然と理解できるようになります。また、「International Communication Studies Ⅰ」は、国際的なコミュニケーションに必要な英語スキルのレベルを高めます。動画を見て会話の実践シーンを学ぶので、暗記ではなく深く理解できる講義内容です。授業を通して、日本と海外をつなぐ事業の企画運営に関わる仕事に就きたいと考えるようになりました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1 | International Communication Studies Ⅰ |
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2 | 国際経済論Ⅰ | 日本経済論 | 国際経済協力論 | 地学Ⅰ | |
3 | マクロ 経済学入門Ⅱ |
経済数学 | ミクロ 経済学入門Ⅱ |
基本統計Ⅱ | |
4 | データ分析 | 生物学Ⅰ | 文化人類学Ⅰ | ||
5 | コース演習Ⅰ (グローバル 人材育成) |
幼いころから国税専門官に憧れていて、国税専門官の就職実績のある本学科に進学しました。経済学の知識を深めながら、公務員試験対策に有効なカリキュラムが揃う公務員コースを履修したことで、勉強に集中することができました。2年次は国税局でのアルバイトを経験し、さらにこの職業のやりがいや責任感を強く感じることができました。4年間で学んだ、民法・簿記・会計学の知識をいかし、周りの方々とのコミュニケーションを大切にしながら、納税者のみなさんの力になることが目標です。