経済学部では、経済の仕組みを理解し、そこで得た専門知識をもとに、地域・国際・情報・法律などに学びの領域を広げていきます。また、コース演習や学外研修、国際インターンシップ、実務家による講義などを通じて、社会でいきる総合力の獲得を図ります。
4年間の学びを通して、「私たちの暮らし=経済」を理解し、人々が幸せになるにはどうすればよいかを考えます。その中で自分にふさわしい仕事を発見するとともに、柔軟な対応力をもつ人材を育成します。
経済学部では、めざす進路への専門性を高めるため、学科横断型のコース、「公務員」「グローバル人材」「金融実務」「経済分析」を設け、学びの領域を広げていきます。コースは、目標に応じて途中で変更することもでき、現代社会で「いきる」総合力の獲得を図ります。
経済学科では、グローバル化のもとで変貌していく経済社会のしくみを理解し、多様化が進む社会で生き抜ける人材の育成をめざし3専攻制を取り入れています。1年次に経済学の基礎を学び、2年次からは個々の関心に合わせて「現代経済」「国際経済」「地域経済」専攻に進み、専門性を高めます。
リーガルエコノミクス学科では、経済学と法学の複眼的思考能力を持った人材の育成をめざしています。経済学の理論や政策・分析方法を学びつつ、法に関する基礎理論と知識を身につけるための実践的な教育を行います。また、学外研修や実務家による講義などを通して、柔軟な対応力を育みます。
経済学は、需要と供給、利潤と費用など相反する2つの側面を同時に分析し、両者とも最大の利益をもたらすバランスを求めています。
4年間の学びから、バランスの取れた思考能力が自然と身につきます。柔軟で総合的な思考能力は、公共性をもつ仕事はもちろん、金融、商社などさまざまな仕事に必要な要素です。経済学部卒業生が社会から高く評価される理由もこの点にあります。
個人の学修成果が、学部・学科の定めるディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)にどの程度達成しているのかを、チャートで可視化するシステムを2019年度から新たに導入。学生自身で現在までの成果や弱点を把握することができ、効率よく学修計画を立てることができます。また、就職活動時に必要とされる自己分析や自己PRにも役立ちます。
従来から経済学部で行われてきたPCや経済データを用いた経済理論の演習をもとに、ビッグデータやA Iなど近年重要視される新たなデータ分析のアプローチに繋げていくことをめざす科目「経済データ分析」を2021年度に新設。経済学の実践力を高めます。
2021年度は国家公務員をはじめ、県庁・市役所、警察官に40名が合格。本学からの合格者のうち国税専門官や熊本県や市の上級職など半分以上を経済学部の学生が占めています。